僕の見ている風景【通常盤】
嵐くらいBIGになると、ちょっと保守的な曲作りになったりする場合がありますが、
今回のアルバムも適度な挑戦をしながらも、古くからのファンも安心して聴ける名作に仕上がってます。
彼らの成長に合わせて、楽曲も進化してる感じでちょうど良いんじゃないでしょうか?
嵐がジャニーズかどうかなんてのはどうでも良いことで、実力のあるアーティストには、良い曲が集まります。
そうは言っても、曲そのものの素晴らしさを引き立てる嵐の実力も無視出来ないと思います。
不思議なもので、嵐のアルバムって、BEST版か?と思うくらい良い曲が揃ってるんですよね。
今回の作品も、どなたにでもお勧め出来る素晴らしいものだと思います。
青の炎 (角川文庫)
いかなる理由があろうとも、殺人は厳罰をもって裁かれるべき罪であることは疑いがありません。しかし家族を救うためにそれを犯した秀一がその報いを受けることが哀れでならず、なんとか都合良くハッピーエンドにならないものかと思いつつ頁を繰りました。秀一が重要参考人として警察に尋問されるシーンは、息詰まる緊張感があります。
大人の私の目から見れば、未熟な青年ならではの秀一の身勝手さも目に付きます。ある重要なアイテムを託された紀子は今後良心の呵責に苛まれはしないでしょうか。大型トラックのドライバーは人生に重い十字架を背負うことになるでしょう。そして秀一を信用した山本警部補は、職責を問われることになるのは間違いないでしょう。しかし青春時代とはきっとこんなふうに身勝手で、やたらめったら周りに迷惑をかけるものなのでしょう。
この小説の最終章は、最後の一行までほんとうに美しいです。
Beautiful days(通常盤)
ジャニーズは『歌が下手』だとか『顔だけだ』とか言ってる人が多いですが、そうゆう人はしっかり曲を聴いたことはあるんでしょうか?
僕は男ですがジャニーズの歌も聴きますし、他のアーティストの曲も聴きます。
ジャニーズの方の歌でもいい曲はいっぱいあると思います。
この歌も切ない歌詞だけどポップな曲調のおかげで暗くならず、口ずさんでしまうようないい曲だと僕は思います。
S.I.C. VOL.49 変身忍者 嵐&魔神斎
いいですね。楽しみたい人向けにどんどんリリースして欲しいです。
龍騎のガルドストームとかモンスターでもデザイン的に
埋没させるには惜しいものも数々あります。
予約1000体で発売決定とかにすれば
もっと世に出てくるキャラもあると思います。
Everything(初回限定盤)
両方の曲とも詩がさほど特徴のない、汎用性のある言葉をたくさん使っているので、街かどでそれとなく耳にした時はそれほどインパクトはないと思われるかもしれないのですが、、、数年前のコンサートあたりからコンサートの最後の挨拶で幾度となくメンバーの口から出ていた、あるメッセージがこの2つの曲に結実しているように思えてなりません。
どんなに幸せそうな人でも、いくつになっても、人間は何かのきっかけで、あるいは日常的に、どんなつらい思いを味わうことになるかしれません。肉体的に精神的に、あるいは仕事で、家庭で、さまざまなきついことを抱えて迷い、悩み、苦しんでいる、そんなあなたに、私に、日本中のみんなに、嵐さんならではの応援の気持ちがあふれているのがこのEverythingとseasonであり、そんな『みんなの心の応援団』でいてくれることが嵐さんを数多いアイドルの中でユニークな嵐さんならしめているのではないでしょうか。
今年デビュー10周年を迎えて頻繁にPV付きのシングルをリリースしている嵐さんですが、この2曲はコマーシャルタイアップではありますが、そのメッセージ性においてこのタイミングでファンのもとに届くことは非常に意義深いと思います。
ふと一人で我に帰った時に、何かのせいで歩みが止まった時に、どうかこの2曲をじっくり聞いてみてください。嵐さんの存在を同時代に生きて知ることができた喜びさえきっと改めて感じることができるのでは。そんな幸福感をももたらす、特別な2曲です。