グラストンベリー [DVD]
もっともっとLIVEを見せてほしかった。
だって出演者が超豪華なんだもん!!
フェスの背景的なもの(歴史、ヒートアップする観客たち、スタッフ、会場周辺の住人たち・・・)がメインでちょっと残念。
といっても、そこは名門英フェス・グラストンベリー!迫力がハンパないっ!!
まるで会場にいるかのように興奮しちゃいます。
☆印象に残った場面★
・Pulp『Common People』
→「強い意志さえあれば、不可能も可能になる。ヤセでノッポの俺にだってできたんだ、お前らにもできる」BYジャーヴィス・コッカー
めちゃナルシーな感じだけど、ぐさっときた
・Babyshambles
→歌う(暴走する?)ピートくんの傍らで、さもだるそうに見守る当時の恋人ケイト・モスが見られる
・圧倒的歌唱力で歌いまくるビョーク
・Radioheadの文句なし『Fake Plastic Tree』
・プライマル・スクリームのボビーさまはラリってる!?
・まだ生きてるCLUSHのジョー・ストラマー!
・トリはボウイの『Heroes』!!
見る価値ありあり。
シェイン-ザ・ポーグス:堕ちた天使の詩 [DVD]
ポーグスのフロントマン、シェインマガウアンの半生を描いた’01年のドキュメンタリー作品。シェインファン必見の作品である。
映像や本人の発言を通して狂信的ともいえそうな愛国心、アイリッシュとしての強烈な誇りが見て取れる。そして両親等の証言を通して、生まれ故郷アイルランドでの生活、移住したロンドンでの挫折、精神病院への入院、ついには12歳のときドラッグ使用により退学しなければならなかったことが明かされていく。そして彼はパンクの世界へ入っていくのだが、それは同じアイリッシュであるジョニー・ロットンによる反英感情の強い歌の影響だったと明かされる。
シェイン・マガウアンはアル中でトラブルメーカであるが、彼の書く作品は不良のおとぎ話のような詩とアイリッシュフォークを基調とした曲による美しいものである。この作品で彼の半生を知った後の感想は、まさに『堕ちた天使』シェイン・マガウアンである。今度はポーグスの曲をボリュームを落として聴きながら、もう一度見ることにしよう。
シュレック2
本編も数々の映画のパロディ満載だが、音楽もストリート・オブ・ファイヤーやフラッシュダンスなどを最高に上手に用いている。聞き慣れた曲のはずが、シュレック流に編曲してあるので新鮮味を持って聴けるのが嬉しい。PCで再生すればボーナストラックの映像が楽しむことができサービス満点。海外版と曲数が異なるので、お好みで選んでも良いだろう。
神の御使い〈1巻〉
主人公ユークリッドが、底なし沼に沈みながら過去を回想する物語である。
ユークリッドは唖であり、独りぼっちで自分だけの世界に住んでいる。
そして、彼の住む村は、狂信的キリスト教信者たちが開拓した土地だ。
ユークリッドは何故底なし沼に落ちたのか。彼は何を回想していたのか?
ニック・ケイヴの音楽はあまり聴いたことがありません。
ですが、この小説に惹きつけられて、繰り返し繰り返し読むのをやめることが出来ません。
独特のおどろおどろしい世界です。
神の御使い〈2巻〉
ユークリッドに優しくしてくれた娼婦が死に際に産んだ子供。
牧師に引き取られ、聖少女として村人たちに扱われる。
そんな彼女とどこか心が通じ合うユークリッド。
だが、彼女との交流から悲劇が起きる。
ユークリッドはゆっくりとした死を迎えるが、彼が残したものとは?
閉ざされた村、村自体が特殊な世界なのに加え、唖のために自分だけの世界を作り上げるユークリッドの狂気。
客観的にみれば「狂気」だが、ユークリッドは彼なりの解釈で人生を生きた。
どこか、ユークリッドに共感している自分が居ます。